忍者ブログ

[PR]

2024/04/20  カテゴリー/

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

妄想バトン

2006/10/08  カテゴリー/100Q・バトン系

「暇があろうとなかろうとひたすら趣味に走る日々」をサブタイトルに掲げていらっしゃる如月カカシさんよりいただきました。
見習いたいです。

さて。
指定が「友雅さま」ということで。
実はとても難題だったり(^^;
一筋縄ではいかないお方だ。どーするどーする;;

わたしもわかりやすいように設定つけました。

主人公・小学校1年生。歳の割にはえらく達観しているおませさん。
友雅・小学校の先生。担任にあらず。

ものすごくパラレルです。
正統派ではございませんのでご了承ください。
そんでもって、ぴちぴちでもなければ甘くもない回答です(爆)

拍手[0回]



【合コンで友雅さまと会いました】

合コン…同窓会に設定変えます。どちらも似たり寄ったりだけど…やりやすいほうで(コラー!)

父は単身赴任中。
ひとりで夜に留守番は心配…と、母に手を引かれやってきたのは繁華街ビルの一画にあるお店。
ここで今日、母の高校の同窓会が開かれるらしい。
ふと。
店に入るなり目に飛び込んできたのは見覚えのある顔。
友雅先生だ!相変わらずどこにいても目立つ。
(ここにいるということは同窓生?)
先生もわたしに気づくなり目を丸くしていた。
そして、程なくまたいつものきらきらしい笑顔に。
わたしはとにかくお腹をすかせていたのでお皿を持って、
並べられた料理へ向けていざ出陣。
うあー


【友雅さまが告白してきたよ】

後日。
校舎内にて歩いていたところを呼び止められる。
「娘さんだったのだね…驚いたよ」
ニコニコとこちらに笑顔を向ける。
そして、はい、と差し出されたのは一枚の紙切れ。
どうやら遊園地の招待券らしい。
「遊園地、好き?」
(ああ…なるほど。きっと一緒に行ってくれる相手がいないのね。だからこんなガキんちょに。
かわいそうな先生…
先生だったらキレイな女のひとよりどりみどり〜だろうにね。うーん…謎。)
とりあえず遊園地は好きだし、素直にうん…と頷いておいた。
「お母さんには先生から話しておくから」
うああー


【友雅さまと初デート】

そんなこんなでやってきた遊園地。
どれに乗ろう…と、目に飛び込んできたのはメリーゴーランド。
先生は乗らなかったようで柵の向こうから高そうな一眼レフカメラをこちらに向けている。
(カメラ…さっきまでなかったよね。どこから持ってきたんだろう?)
お次はおばけ屋敷。
ニセモノとわかっていてもやっぱり怖い。
しっかと服の裾を握っていると、よしよしと頭を撫でられた。
表情は暗くて読めないけれど、たぶんいつものように笑ってる気がした。
お昼ごはんも程なく済ませるとまたぷらぷらと園内を回る。
すると。
風船をたくさん持ったうさぎの着ぐるみが近づいてきた。
(かわいらしいうさぎだけど絶対、中身はおっさんだ…)
すいっと、差し出された黄色い風船。
ピンクがいい、交換して!とせがんだらピンクの風船もくれた。
(やさしいおじさんうさぎだ。)←断言
そして、ラストは観覧車。
窓に張り付いていると、カシャカシャと音が耳に入る。
(また撮ってるよ…写真好きなのかな?)
時間も程よく帰ることに。
先生は自宅まで送ってくれて、お母さんに挨拶をするとバイバイと手を振って帰っていった。
今日の収穫は風船2つと先生が写真好き(たぶん)ということ。
もちろん遊園地も楽しかった。いい思い出。
うあああー


【友雅さまから買い物を頼まれました】

この間の遊園地のお礼にとお母さんが先生を家に招待した。
お得意の手料理を披露するみたい。
その間、先生とわたしは並んでDVD鑑賞。はたからみたら親子そのものだろうな。
幼稚園の頃の運動会やお遊戯会の映像も流れはじめる。
(お母さんの仕業だな……)
つーっと視線をやると嬉々とテレビを眺めている先生が。
なんだか楽しそう。
そんなとき、なにやらキッチンからひときわ甲高い声が上がる。
なんでもおしょうゆを切らしたらしい。
買いに行くにしても揚げ物の最中だし。どうするのお母さん!?
と、そんなときにつるの一声。
先生が買いにいこうか?と申し出た。
主賓が…と母が申し訳なさそうにしてたけど、ここは背に腹は変えられない。
お願い!と財布を手渡す。
「スーパーまでの道案内に娘さん借りるよ。この辺はあまり詳しくないのでね」
もちろん!とばかりに母がわたしに向けていってらっしゃいと手を振る。
うああああー


【友雅さまが何かくれたよ】

無事におつかいも済ませ、車に乗り込む。
「お母さん、ツメが甘いところ変わらないね」
(…ツメって……;;)
ふと。
手出して…と、ひとこと。
わけもわからず言われたとおりに手を差し出す。
(玩具菓子…いつのまに……)
「道案内のお礼だよ」
ありがとうございますとお礼をいうと、もらったお菓子に目を落とす。
(『プリンセスコレクション8 キラキラ☆リング ラムネ付き』……。)
うあああああー


【友雅さまが家に招待してくれたよ】

同窓会以来、なんだかんだ親子ぐるみで仲良くお付き合いな間柄。
とうとう自宅に誘われるまでになった。
けれど、今日は自分ひとり…。
お母さんは出かけて家にいない。
お昼だから大丈夫だろうと留守番、任されてたのに家、空けてきちゃった。
勝手にひとりでこんなところまできたけれど、先生と一緒だし大丈夫だよね。
ちゃんと鍵もかけたし、日が暮れる前に帰れば…よし。
さて、どんなところに住んでいるのか興味があったし、楽しみ楽しみ♪
部屋に案内され、入るなり、絶句。
(う…。なんだか電気屋さんみたい…)
そこには大きなテレビと録画機器、オーディオ機器にプリンター、
数台のパソコンにカメラやビデオカメラの電化製品がずらり。
壁には風景を中心に写真がたくさん飾られていた。
楽にしてて…と先生はキッチンに向かった。
(予想通り写真が趣味みたい。専用の暗室なんてあったりして。)
かばんをソファーに置くと探検とばかりにうろうろ。
すると、一室からただよう独特の臭いが鼻を突いた。
(あ、あったよ…専用の暗室。本格的…)
ひょこっと覗いてみたら、写真がいくつか現像液に浸されていた。
ふと。
背後に視線を感じた。
「…楽しいものは、あった?ケーキ。用意したから食べようか」
先生は言い残すと、すたすたとリビングに戻っていった。
(…び、びっくりした……。なんだろう…気のせい…かな…)
テーブルの上にはオレンジジューズ、チーズケーキにいちごタルト。紅茶シフォンもある。
見事に好きなものばかり。
いただきます、とチーズケーキを口いっぱいにほうばる。
先生はやっぱりニコニコとしている。
(いつもの先生だ。よかった…)
お腹もいっぱいになって、ひといきついた頃、それは唐突に。
「先生のこと、好きかい?」
好きか嫌いかで答えると好き。やさしいし、かっこいいし。よくしてくれるし。
だから、首を立てに振った。
「じゃあ、大きくなったら先生のお嫁さんになろうか。君が16歳になったら迎えに行くよ」
と、にっこり微笑まれる。
大人が言う悪い冗談だと思って聴いていたけれど、なんだか目がマジなんですが。
あ!
せ、先生…そういうシュミだったのね。だったら今までの行いもわかる気がする…。
彼女作らないのもそういうことか…。
でも、どうして自分…。
謎が明らかになったかと思えば、またひとつ増えた。
うああああああー



【友雅さまとつ・い・に結婚できるよ】

10年後。
往年の約束通り、16歳を迎えたわたしは先生とめでたく?結婚。
母はすんなり認めてくれたけれど、父を説得するのには苦労した。
なにしろ歳の差はあの芸能人夫婦、T橋・M船夫妻を越えた25歳。
娘の老後が心配だったようで。
結婚したとはいえ、まだまだ学業重視の現役高校生。
家事は友雅さんにおおよそ任せっきり。甘えっぱなしである。
そんなある日。
友雅さんは用事でしばらく家を空けることになった。
天気もいいし、久しぶりに大掃除しようと決意。
(驚くくらいにぴっかぴかにしよう!)
窓やキッチンのシンクの汚れを落とすと掃除機始動。
それからリビング、寝室、廊下を一気にぞうきんがけ。
そして、あれ以来、鍵がかけられ出入り不可となった部屋。
どうしたわけか今日は鍵が開いている。
けれど、足を踏み入れてはいけないような…そんな気がする。
(でも、ちょっとくらい…掃除するんだし…いいよね)
うあああああああー


【友雅さまがあなたの最期を看取ってくれるよ】

友雅さんのとてつもない秘密を知ってしまった。
あのときあの部屋に入り、掃除をしたばっかりに…
たまには奥さんやらないと、と思ったのが間違いだった…
掃除なんてしなければよかった…
知らなければよかった…ずっと知らないフリをしていればよかった…
信じたくなくて、何度も夢だと自分に言い聞かせた。
でも、やっぱりできなかった。
一生、見て見ぬフリをするだなんてできなかった。
友雅さんに見たことすべてを話した。自首するように、とお願いした。
しばらくの沈黙のあと彼は口を開き、こう告げた。
「…楽しいものは、あった?」
と。

そして、今。
いつものように友雅さんが笑顔を向けてくれる。
ただ、いつもと違うのは、わたし。
ちり…と胸のあたりが痛む。
じわじわと上半身が深紅に染まっていく。
身体が熱いような…冷たくなるようなおかしな感覚。
(…だんだん力が抜けていく…視界も白んで…と…もまささん…の、かお…ぼやけ…てく……)

ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…ごめんなさい…
どうして……どうして……どうして……どうして……どうして……どうして?

薄れゆく意識の中で何度も繰り返した。
こうしてわたしはまたひとつ謎を抱えたまま、永久の眠りについた。


うああああああああー





【次に廻す人と御題】

どうぞ〜〜〜(って、またか!)


な ん だ こ れ はーーーーーっっ!!
ヽ(`□´)ノぐおーっ!!(((((((((´□`|||ノ)ノひえ〜
ぜんっぜん、お後がよろしくない(爆)
オフィシャル人物設定完全無視!
超絶、ご都合主義な仕上がりになって…質問も改ざん;;
ムダに長い。そして、なによりもお粗末。あうう…|||orz

天の声>力量がないのに無理するからこういうことになるのですよ。

でも、たーのしかったー!
途中から「ひぐらしのなく頃に」をBGMにしてたら、だんだんというかラスト一気にすこーんと鬱な展開に。
消失前はこんなのじゃなかったのですが。
ひどい扱いは愛情の裏返しです、きっと。
つか、友雅さんでなくてもよかったんじゃあ…(致命的)
如月さん、楽しいバトンどうもありがとうございました!!
燃え尽きた……テンションおかしい…○□=こてっ

ここまでお付き合いくださった方、どうもありがとうございました。
PR

この記事へのコメント

無題

そっかー こーゆー技もあるんだ。
なんだか感動してしまいましたわ。
燃え尽きてまで あげてくださって 
本当におつかれさま&ありがとうございました。


いやあ もう 最初は 
友雅さまが先生なら 私 PTA会長でもするわ〜と
派生妄想が暴走しそうになってしまいましたよ(^_^;)

が しかし
すぐに 派生妄想は立ち消えに。
これほどの年の差でもあっぱれです。
けっこう マジに考えてしまった。
友雅さまなら 大いにありだなと。

謎が気になる。
あーゆーのか こーゆーのか
やっぱり知らない方がいいよねえ とか・・・。

う〜ん
このバトン 回してくださった方のもおもしろかったし
自分が答えているときも楽しかったし
受け取ってくださった方のも最高!
稀に見る高レベルのバトンでしたね。

decoさんも くわせものですなあ。

如月カカシ | URL | 2006/10/11/Wed 23:51 [編集]

無題

>如月カカシさん

こんばんは!
あんなに長くてしょぼしょぼなモノを読んでくださってありがとうございます。
お疲れさまでございました。

はじめに歳の差→源氏物語の紫の上とのお話が浮かんで、
光源氏・友雅…うーんじゃあ藤姫?なイメージでいろいろ考えていたら収集がつかない状態に;;
最後はいつもみたく勢いに任せました(爆)

みなさんそれぞれ工夫を凝らしてて読んでいて、
大変おもしろいバトンでした。

>decoさんも くわせものですなあ。

なんだかうれしいです(*^ー^*)(大笑)

こちらこそバトン回してくださってありがとうございました!!

deco | URL | 2006/10/12/Thu 00:04 [編集]

↑ページトップ

コメントを書く

文字色
絵文字
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字